指関節の痛み『ばね指』の治療

「指関節の痛み」ばね指治療には以下の2つの治療法があります。

  • 保存療法
  • 手術療法

保存療法によるばね指治療

リハビリテーション治療

  • 【治療の内容】
    手術に頼らない治療です。温熱治療、患部の固定、マッサージ、電気治療やレーザー治療等、人間の持つ自然治癒力を引き出して炎症をコントロールしながら、改善を図ります。
  • 【治療の効果】
    一瞬指関節の痛みは楽になりますが、すぐに再発することが多いようです。また、完全治癒までには長時間を要します。完治率は3割~4割。初期症状の方向けの治療です。
  • 【入通院の必要性】
    2~3日おきに、長期にわたって通院の必要があります。

注射による治療

  • 【治療の内容】
    患部に直接局所麻酔薬とステロイド薬を注射します。
  • 【治療の効果】
    注射後、すぐに指関節の痛みが消えることもあります。しかし再発の危険も免れません。さらにステロイドを使用しますので、注射の回数に制限があります。
  • 【入通院の必要性】
    入院の必要性はありません。

手術(腱鞘切開術)による根治治療

  • 【治療の内容】
    指関節の手のひら側を切り、腱鞘を切開します。
    屈筋腱の癒着がある場合は癒着部分を剥離します。
    局所麻酔で手術時間は10分~15分程度です。

    なお最新の手術法として内視鏡による手術が行われ始めています。
    体への負担も少なく、患者さんにとっては嬉しい治療ですが、
    内視鏡手術可能な施設が少ない、重度の腱鞘炎・ばね指には不適合、といった欠点もあります。

  • 【治療の効果】
    保存療法の完治が30~40%であるのに対して、腱鞘切開術のそれは60%以上という高い確率で完治します。(とはいえ、40%程度の人は予後が良くないということでもあります)
  • 【入通院の必要性】
    入院の必要はありませんが、包帯を巻き、患部を清潔に保ち消毒と安静が必要です。1週間後に抜糸します。

腱鞘炎・ばね指の治療には様々なバリエーションがあります。
ご自身の症状や状況に合わせて、適切な治療を選択しましょう。

指関節の痛みを感じたら、まずは早期発見・早期治療が第1です。

指関節の痛み・ばね指の症状の詳細

指関節の痛み・ばね指の原因の詳細


 


サブコンテンツ

このページの先頭へ