腱鞘炎の基礎知識

代表的な2種類の腱鞘炎

腱鞘炎は正式名称を「狭窄性(きょうさくせい)腱鞘炎」と言います。

痛みを感じる場所によって腱鞘炎は2種類に分類されます。

  • 「ドゥケルバン病」親指側の手首に痛みを感じます。
  • 「ばね指」手のひら側の指関節の付根に痛みを感じます。

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現在、年間20万人以上の日本人の大半が「ドゥケルバン病」「ばね指」のどちらかを発症します。


腱・腱鞘・じん帯の役割と仕組み

腱について

腱鞘炎

関節を曲げるために、筋肉が働く力を指先まで伝える、紐のような役割をします。

さらに「腱」には以下の2種類があります。

  • 「屈筋腱」・・・・指を曲げる腱で手のひら側にあります
  • 「伸筋腱」・・・・指を伸ばす腱で手の甲側にあります

腱鞘について

腱鞘は腱の通るトンネルのことで、次の2種類があります。

  • 靭帯性腱鞘
  • 滑膜性腱鞘

構造的には腱を覆うように内側が滑膜性腱鞘、外側が靭帯性腱鞘という2層構造になっています。

2種類の腱鞘の役割は、

  • 滑膜性腱鞘・・・・この中には僅かな骨液があって、腱の動きがスムーズに行なえる働き
  • 靭帯性腱鞘・・・・指の動きで腱が浮き上がらないよう、バンドで留めているような働き

指や手の屈伸によって腱と滑膜性腱鞘が擦れ摩擦が起きます。

その結果、滑膜性腱鞘に炎症が起きます。
腱鞘が瘤のようになり、腱が滑膜性腱鞘を自由に通らなくなるのです。

その結果が手首の痛みや指関節の痛みとなって出現します。

もう立派な?腱鞘炎です。

同じ生活をしていて快方することはありません。

症状はどんどん重篤化します。

手首の痛み、指関節の痛みに気づいたら一刻も早い治療が必要です。

 


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